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受付カード(問診表)
受付カード症状別(頭痛)
【できれば事前にプリントアウトして、落ち着いてご記入の上、当日お持ちください。】
問 診 約5分〜15分
記入していただいた問診表、今までの施術記録を参考に、施術に必要な質問をします。お仕事の環境や習慣、生活の環境や習慣、既往症なども伺うことがあります。
時には、症状と関連のないように感じられることを伺うこともありますが、全身との関連から必要で伺うものです。患者さんの持病によってはこちらではお断りするものもございます。
ですから患者さんには偽りのない応答をお願いいたします。
もし、質問内容で疑問に思われるようでしたらいつでも理由をお聞きください。(気になって問診に身が入らないと困りますので・・・)
その他、今回の症状以外でも気になることがあれば、遠慮せずご相談ください。
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検 査 約10分〜15分
さほど気にもしていない軽度の症状でも重篤な病気が隠れていることがあります。そこで、カイロプラクティックの施術が適当か否かを判断するために種々の検査をします。
問診の内容とも合わせ、もし重篤な病気が疑われたら即座に医療機関の受診を促すこともあります。
理学的な検査 《神経検査》 《整形検査》
運動機能の異常は、骨や筋の構造自体に問題があるもの、神経の構造自体に問題があるもの、
構造は正常だが機能的に問題があるもの、両方同時に問題があるもの・・・と、さまざまです。
構造的な問題はカイロプラクティックでは適応外となります。
機能的な問題に対してはカイロプラクティックは効果的なことが確認されています。また機能的な問題をできるだけ取り除いていることが
構造的問題の進行を遅らせる効果があると考えられています。
構造的な状態が今、どのくらいのレベルか確認するために、神経検査、整形検査を行ないます。
姿勢検査視診
立った姿勢や、座った姿勢、歩き方などを実際目で見て、患者さんの身体の動かし方の癖を確認したり、どの筋肉が短縮していて、どの筋肉が弛緩しているか、
どの関節が伸びないか、曲がらないか、どこかををかばっているための乱れた姿勢なのか・・・を確認し、
触診や筋力テストで調べる際の参考にします。
カイロプラクティック的検査(1)静的触診 動的触診(可動性触診)
ここまでの諸検査を踏まえ、患者さんの症状、不調が、関節の機能的異常(カイロプラクティックではサブラクセイションといいます。)と関係が深いと推測されるときは、
どの関節のどの部分の動き(関節の遊び=joint play)が異常なのか・・・を筋肉の硬さや、押した時の痛み、関節を前後、上下、左右へ押したときの抵抗感を、実際に皮膚の上から触って調べます。
関節の遊びが少なくて動きが悪いのか?
遊びが多すぎて不安定な関節なのか?
それは身体の他の部位の筋肉や関節、内蔵機能とどう影響しあっているのか?・・・
関連が濃いと推測される部位も次々調べていきます。(「そこは別に痛いと言ってないのになあ〜」
って顔をされる患者さんもいらっしゃいますが、半数の方は説明すると解ってくださいます。)
静的触診(スタティック・パルペーション)は、主に皮膚の乾湿、筋のかたちや緊張の具合い、骨盤や脊柱の整列具合(アライメント)を観ています。
動的触診(モーション・パルペーション)は、骨を皮膚の上から優〜しく、し〜っとりと押して関節の遊びの異常を感じていきます。指先に感じる抵抗感で、関節の遊びの異常が
靭帯や関節包の短縮、過伸張、腫れなどによるものなのか、筋肉の硬縮、弱化などによるものなのかを感じていきます。「感覚の世界」です。
*靭帯(骨どうしを繋ぎ、関節の動きを制動するもの。)
*関節包(関節を構成する線維状の袋。)
カイロプラクティック的検査(2)筋力テスト、ストレステストなど、その他
固縮した関節や不安定な関節を保護する仕事を筋肉が引き受け、緊張し短縮します。この筋肉は見た感じも触った感じもしっかりしていて、一見ただこってるだけでなんの問題もなさそうに見えることも多いのですが、
筋力テストをすると弱い場合(関節を一定の位置でしっかり「ピタッ」ととめられない。)があります。
また、これは、神経の入力、出力といった機能的バランスが乱れて、関節での運動の制御がうまくいってないことから起こるとカイロプラクティックでは考えています。
このことから、関節に一時的な極めて軽いストレスをかけて、そのときの姿勢の乱れを観察したり、筋力テストが弱くなるかを調べて確認することもします。
(数秒で回復する程度のストレスですのでご心配いりませんよ。臨床的には逆に、ストレスを除く方向に指先で圧を加え、姿勢や筋力が改善するかを調べて確認することのほうがほとんどです。)
施 術 約10分〜20分
問診〜検査の結果に基づいて、患者さんに最も適した方法で施術します。
カイロプラクティックの矯正≪アジャストメント≫では、瞬間的に関節を小さく動かして矯正する方法で神経系のトーンを整えます。この際、患者さんの年齢や体格、触診で感じた筋肉の質、関節の柔軟性を考慮して、
アジャストの方行、強さ、深さを調節します。この方法では関節から「ポキッ」や「ググッ」と音がすることがありますが、音と施術効果にはあまり関係がありません。(注)
当院では、最近はあまりこのアジャストもしなくなり、関節を細かく揺さぶる刺激で矯正する≪モービリゼーション≫や、
抵抗反応が起こらない位置で関節を保持し続け矯正する≪ストレイン・カウンターストレイン≫という方法を多用しています。
関節が動く様子を感じながらでき、安全ですし、ソフトで患者さんにも安心感があります。関節の動きが手に取るように解かるので、私もやっていてメッチャ楽しいです。
たかやま療術院では、カイロプラクティックの有名な体系的なテクニック、SOT(仙骨後頭骨療法)を中心に施術をしています。 このテクニックは、「脳脊髄液」(脳と脊髄、末梢神経を保護し、栄養している。)の循環を改善することで神経の機能を高め、自然治癒力が全身に行き渡るように 働きかけるテクニックです。
(注) 無理やり首や腰をひねったアジャスト(?)は派手な音がしますが、効果がなく危険なだけです。首の場合は人工的なムチウチ症を作る可能性があります。気を付けましょう!!!
再 検 査 約5分
もう一度検査を行い、施術の効果が確認されます。
施術を行なった後、大切なことは、効果の判定です。理想は、患者さんの訴える症状が軽くなったり、なくなったりして、神経検査や整形検査も正常に向かうことです。
しかし効果には個人差、さまざまなパターンがあります。
(1)施術後すぐに効果を実感し、良い状態が持続する人、
(2)施術後はあまり効果を感じないが、翌日、翌々日に効果を実感する人、
(3)一進一退を繰り返し、数ヶ月、数年かけて少しずつ効果を感じる人、
(4)効果を実感できなくて来院をやめてしまう人
施術後から自然治癒力が働きやすくなり回復が速まるのですから、カイロプラクティック本来の効果が実感しやすいのは、翌日や翌々日だったりします。
(2)のパターンです。 (中にはわざわざ翌朝「今日はスッゴイ調子がいい!」って感動の電話を下さる方もいらっしゃいました。)こんなときは、いい仕事したなあ〜としみじみします。
時に、一回の施術でスッキリし、それ以来ずっと調子がいいという人もいらっしゃいます。これは(1)のパターンですが、
このタイプは症状が現れてからまだ日が浅く、構造的な問題にはまだ発展していなくて、まだ複雑でない機能的な問題が施術によって改善したためではないかと考えられます。
(3)のパターンは、何年も、何十年も、同じ症状を抱えながら生活してきた人、構造的な問題の比重が多い人です。諦めずに来院を継続して下さる姿に頭が下がります。
(4)のパターンは、私の力量不足、眼力不足、証明、説明不足というしかありません。
全パターンを通して言えるのは、施術後、関節の可動性が改善すれば、患者さんの症状や全体的な背骨のゆがみに(その時点で)明らかな変化がなくても、
再検査では、やはり手足や腰の痛みなく動かせる範囲や筋力テストなど機能の改善が確認でき、施術は効果的であったと判断できることです。後日の回の検査でもそれが維持できている場合、患者さんも日常生活で効果を実感されている場合が多く感じられます。
逆に、症状が軽減しても、関節の可動性に変化がなければ、その効果は一時的なことが多く、この場合は、時間をかけて改善していく覚悟が必要です。
施術後のアドバイス 約5分
今後の施術計画をお伝えします。
普段の生活で気を付ける事、あなた適した体操はどんな体操か?アドバイスします。
アドバイスはぜひ参考にして実践してください。