TOPIC ―― ちょっとした話題 ――
【カイロプラクティックと免疫】
皆さんは、カイロプラクティックというと「痛み・しびれが治る」とか「肩こりが治る」とか「姿勢が良くなる」とか 筋骨格に関する効果をイメージなさることが多いと思います。
確かに私もそのような効果を日々実感することが多いのですが、今日はカイロのそれ以外の側面(正面?)について少し触れたいと思います。
1989年と、少しふるいのですが、当時アメリカの、ニューヨーク大学で、ニューヨーク予防医学研究所の癌予防研究の、ロナルド・ペロー博士と、同大教授が行なった、 カイロプラクティックと免疫系についての研究報告です。
カイロプラクティックのケアを続けて受けている人々のグループと、
一般集団のグループ、
癌、他の重篤な病気の人々のグループ、の免疫系を測定したところ、
最初の三年の研究において、5年以上のカイロプラクティックのケアを受け続けている107人の免疫能力は、
一般のグループと比較して200パーセント、
癌、他の重篤な病の人々と比較して400パーセント、大きいことが分かりました。
カイロプラクティックのケア中の免疫系の優勢は、年齢と共に減少しませんでした。
R・ペロー博士は、「私はこれまで、臨床応用で、カイロプラクティックのケアを受けているグループ以外で、通常の患者に比較し(免疫能力の)200パーセント増のグループを経験したことがなかった。 これまでグループにおいて、このように明らかな改善を見たことがありませんでしたから、これは劇的に重要です。」と述べました。
"Medical Researcher Excited By CBSRF Results." The Chiropractic Journal,August 1989;32.